20代女子のかばんの中身といえば、リップやハンドクリーム、ハンカチなどの身なりを整える用品が多いと思います。今日は防災士×デザイナーとして活動するわたしのかばんの中身を紹介します。
とはいえ、防災専用のポーチをどーんと毎回持ち歩いているわけではありません。出勤時やちょっとしたお出かけの時に、かばんの中にかさばらない程度に入れておけるものを、わたしはいつも持ち歩いています。
わたしが防災用品を選ぶときの基準はひとつ。
「普段のかばんに入っていて、かさばらないこと」
小さくて、軽くて、できれば見た目が好きなもの。
今回は、防災士としての判断とデザイナーとしての好みで選んでいるものを厳選してご紹介します。
かばんの中身

- 防災用ウェットティッシュ/水が使えない場面のために。といいつつ、普段の手拭きにも普通に使っています。
- ホイッスル/小さくてスタイリッシュ。かばんやネックストラップにつけていても違和感がないのが決め手でした。
- ミニ懐中電灯/スマホのライトでも代わりにはなるけれど、停電の夜はスマホの電池を残したい。指くらいのサイズです。
- アルミシート/広げれば防寒着の代わりになるのに、たたむと手のひらサイズ。
- ぽけっトイレ/世界最小クラスの携帯トイレ。ポーチの隅に収まるので、入れっぱなしにできます。
- メガネ/普段はコンタクト派。でも断水するとコンタクトは洗えないと聞いてから、予備の1本を入れるようになりました。
- 生理用品/女性は普段から持ち歩いている人も多いと思いますが、こういう女性ならではのものであったり、小さなお子さんやお年寄りなど特別なものを普段から使っている方こそ、もしもの時に必要なものが手に入りにくかったりします。
こうして並べてみると、防災グッズとして選んでいた軸は、もしもの時の全てを網羅できることではなく、「普段のかばんに入っていて、無理なく持ち運べること」で選んでいたことに気づきます。そしてメガネや生理用品のように、毎日のための持ち物が、そのまま備えを兼ねているものもあります。防災士としての判断と、デザイナーとしての好みで選んでいるものを厳選してご紹介しました。(写真には載せていなかったけれど、絆創膏もエネルギーバーも持ち歩いています。)
家にある持ち出し用リュックって、わたしも家にあるんですけど、リュックに詰めた瞬間がいちばん防災意識が高くて、そこから使わずずっと家のクローゼットの奥底にあるものになってしまっています。(もちろん、使う時がこないことが良いに決まっているのですが)非常時が起こった時、必ずしも自宅にいるとは限りません。
通勤中、買い物中、旅行中などいつ何時「もしも」が起こるかわからないです。だからと言って、日々の暮らしで常に非常時のことを考えて動くなんてむずかしい。
でも、かばんに入ってかさばらないものなら、忘れたころにもそこにいてくれる。そしてそれが、毎日の持ち物と一緒に混ざっているなら、なおさらです。備えを日常に置くコツは、性能よりも「日常の延長線上にあるかどうか」なのだと思います。
防災士を名乗りながら、これくらいしか持っていないのか、と最初は少し恥ずかしくなりました。でも同時に、これはこれで正直な現在地なのだと思います。全部揃っている状態から発信するより、抜けているところも含めて見せたほうが、誰かの「うちも同じかも」につながる気がしています。
今週のアクション:消防庁のリストを1つだけ見て、自分のかばんに足りていないものを1つ選んでみてください。かばんのポケットに、これなら入れておけそう!というものをひとつ見つけるところからはじめてみましょう。